2020年11月3日火曜日

パーキングクーラー

念願だったパーキングクーラーを入手しました。
べバストなどは高くて手が出せなかったのですが、たまたまヒーターを買った所が クーラーもあるよ! と言うことで悩んだ末に購入しました。
メーカーは、Zongshan JBC Technology 。
価格は50000円くらいで、送料込みで88000円でした。
到着まで、約一ヶ月かかりました。
これは、チャイナ ポスト エア パーセルと言う運送業者を使ったためで、DHLを使えば一週間程度で届いたでしょう、しかし送料だけで80000円くらいかかるかな?

日本でメーカーオプションの物を除けば、標準的なパーキングクーラーと言えばWebastoのAUTOCLIMA Fresco 3000では無いかと思います。
よくトラックのキャブの後ろに取り付けているやつですね。
セパレートタイプで、室外機と室内機に分かれているものですが、今回購入したものはルーフトップ一体型のクーラーです。
この理由は、乗っている車がSCANIAでサンルーフが有る、一体型で手間がかからないなどです。
ちなみにセパレート型は、ガス、オイル共に入っていない、配管は金具とホースが入っていて現物合わせで制作しなければならない、その際にクランプの金具をカシメる必要が有る、室内、室外機を取り付ける
など手間がかかります。

能力ですが、
Autclima 3000 が24v仕様では、
冷房能力 950W(最大)
消費電流 7.5A~15A
となっていますが、中国製は24v仕様で
冷房能力 2800w
消費電流 15A~45A
と、約3倍の能力と消費電流です。
これってパーキングクーラーの役割を果たすの?
消費電流多すぎじゃない? 
と思って買わずにいたんですが、家庭用のエアコンの冷房能力が2200wというのを見て、2800w有れば走行中でもこのクーラーだけで足りるんじゃないか、となれば燃料の節約になるかも。
そんなわけで購入に至ったわけです。

追記。
べバストAUTOCLIMA Frescoには3000の他に5000と6000のシリーズが有り、最大冷房能力は6000で1800w。

取り付けは、
➀ 既存のサンルーフを外す
➁ サンルーフの穴の外側にレインシールを張り付ける
➂ クーラーを載せ、室内から4本のネジで固定する
④ 電源にコードを接続する
以上とても簡単。
とは言え、何もしないで済むかというと、そうはいきません。
取り付け時に、既存のサンルーフ取り付けブラケットに穴を2個開けてクーラーの取付ボルトを通しました。
残りの2個は、うまい事ブラケットの近くを通り抜けてくれたので、付属の取り付けバーみたいのを2つに切ってブラケットに固定しました。
そして、室内パネルをうまく付くように整形する。
この程度なら簡単です。
あとは、雨漏りしなかいか心配ですけど。








 



 


いざ運転、と取説を読んでいくと、
ガスは入っていません、HFC143aを600g使います
オイルはPOE68を使用します。
とある。
HFC134aは手持ちが有るので良いとして、オイルのPOE68?
POE?
調べてみると、通常エアコンのコンプレッサーは、機械式なので普通に売っているエアコン用のオイルでいいんですけど、モーター一体型のコンプレッサーは髙絶縁性のオイルを使うらしい。
困ったなと思っていると、取説の最後に一体型のクーラーにはオイルが入っているとの事。
手間かけやがって、こちとら英文読むのに時間がかかるんだよ!!
気を取り直して、ガスを入れる。
が、入れ口のプラグが合わない。
プラグを計測してみると、通常のプラグは低圧側で11m/m、このクーラー側は12m/m。
このガスの入れ口は、日本と海外(取り敢えず)では違うようで、国内で販売しているクイックチャージの注意事項に、海外製品には使えません、と注意事項が有る物が有る。
何とかならないかなと思って、いろいろ試してみたら、12m/mナイロンチューブ用の樹脂製カラーを短く切って、クイックカプラの中に押し込んで何とかガスを入れることに成功した。
ガスを200g2本を入れて、3本目を入れたらコンプレッサーが振動し始めた、慌ててコンプレッサーを止めてガスを少し抜く。
始めからガス入っていたかも?
取り敢えず運転してもコンプレッサーは振動せず、冷風も出てくるのでこのままにしよう。

運用編
まずは待機電流から。
待機電流は中国製の決まったような数値 0.03A
動作開始からはMAXモードらしく     45A
途中からスタンダードモードにすると   33A
かなりのもんですな!!
外気温36℃炎天下から室内に戻って、室内はそこそこ涼しい。
車両のエアコンはOFFです。
涼しくはないけど、暑いほどでもない。
クーラーからの風を直接受けているからか?
湿度は30%未満なので、それが影響しているかも。
そこから2時間ほど走ってみるが、やはり暑くも涼しくもない。
これなら我慢できるでしょう。
しかし問題が発生しました。
ドレンからの水が、そのままルーフに出る構造なので、フロントガラスに水が流れてくる。
これは対策したほうがいいかも。

これで燃費が改善したらラッキーですが、オルタネーターに負担がかかるらしく、コンビニで買い物をしている間、エンジンを停止しクーラーを稼働していたら、エンジンをかけたらアイドリングが上昇した。
この辺がカギになりそうだ。
多分オルタネーターは80Aだと思います。
100Aのオルタネーターも販売されているので、80Aなら必要かもしれない。

このクーラーを使用して、少しの時間エンジンを止めて車を離れても、帰ってきたら涼しいので
価値はあるようです。

外気温が30℃を超えた時、炎天下でラウンドカーテンを閉め、エンジンを止めてクーラーだけで寝てみました。
設定温度は26℃、2時間ほどして寒くて目が覚めました。
効きはいいみたいで、バッテリーのインジケーターが5個有り、残り2個になっていたので、バッテリーだけではこのくらいが限界かも知れないです。
ちなみに、バッテリーは 195Ah x 2 です。
ここで疑問が?
設定温度が有るのに、寒くて目が覚めた。
もしかして、中国あるあるの、設定温度もどきの出力設定?
ヒーターで経験したんですけど、26とか27という数字が表示されれると、皆さん設定温度と思いますよね?
ですが、中国製の場合、設定温度に見せかけて、実際には出力設定の場合が有ります。
中国製の燃焼式ヒーターのYoutubeなどで、自動と手動が有るというようなものを見たことが有りませんか?
これは多くの場合、自動に見せかけた手動です。
これは、巧妙に真似ていて、初めは中々よく出来ているなと思うのですが、いろいろ試してみると、これ絶対違うと思うものがあります。
このクーラーも冷房強度の変更を13から31の段階に分けているだけかも知れない。
何故なら、設定温度を追っていくのなら、はじめは強く冷房し、設定温度に達したら弱くなっていくのが普通ですが、どんどん寒くなっていくような場合は、出力コントロールなのでは?
とりあえずは、冷えてくれればよいわけで、設定温度方式であろうが、出力設定方式であろうが、今回は冷えてくれれば問題は無いのだから。
2020/09/18 追記
設定に関し、設定温度制御式の様だ。
朝、昼、夜 にかけて設定を変更するとなく、そこそこ快適に過ごせるということは、温度設定式でしょう。

日本には、i-cool と言う物が有るらしいことを最近知りました。
外気温35℃でも室内は25℃を保つと言う物らしい。
最大運転時間も7時間らしい。
素晴らしい日本の技術だと思います。(値段も素晴らしい)

この中国製クーラーの目指すところはちょっと違うのでしょう。
冷房の無いトラックや建設機械に向けたもので、パーキングクーラーにも使えるよ。
試しに、最低風量で設定を27に設定しカーテンを閉めて外気温30℃の日差しの弱い所で過ごしてみました。
体感的には熱いほどではなく、過ごせないほどではない。
消費電流をクランプメーターで測ってみたら、コンプレッサーが回る時に一時的に5A位を示した。
それ以外は0.3Aくらいでした。
コンプレッサーはすぐに止まるので、これなら5時間くらいはいけるかも?
もしかしたら、現時点で通常冷房とパーキングクーラーの両方に使える優れ物かも?
要は、機械は使い方次第なのでしょう。
Fresco3000などは日中は使えないとの口コミ。
その後、こんなことを考えました。
このクーラーをキャブの後ろの窓を外し、そこに縦方向に搭載することが出来たら、屋根にはソーラーパネルを装着できるから、そしたら条件次第では日中にエンジンの使用なしで過ごせるかも?

台風の関係で蒸し暑く気温28度の夜、試しにクーラーを使って仮眠してみました。
クーラーの設定は27、風量は最低、ラウンドカーテンを閉め、Tシャツ、短パンに薄手の物を掛けていざ仮眠。
23時に寝て翌朝5時まで熟睡しました。
車内の湿度計は50%台後半を示しています。
このような使い方ではあまり乾燥しません。
搭載しているバッテリーはGサイズ最高の195Ah(おそらく)2個直列の24v。
バッテリー電圧は、当初27.5vほどだったのが24.1vまで低下している
23v半ばで自動停止するようなので、これで十分かなと思われます。
取説では21vで自動停止するとなっていますが、コンプレッサーが起動したときの電圧が下がるためにそれを感知して自動停止すると考えます。

それでは騒音はと言いますと、個人的なものなので参考になるかはわかりませんが、
インバーター制御なのか、コンプレッサーが起動するときに、小さい音ですがドンという鈍い音がしてその後ヒューンという音がします。
コンプレッサーが起動するたびに起こります。
頭の上でコンプレッサーが回っているので仕方ないかなと思います。
神経質な方にはつらいかも知れません。
セパレートタイプなら少しはましなのかな?
また冷気吹き出し音は、お世辞にも小さいとは言えない。
大昔の出始めの家庭用エアコンは、このくらいの騒音だったような気がします。
車両のエアコンの中くらいから少し上くらいか?
国産車なら、エンジンをかけているほうが静かかもしれない。
しかし、振動がない分快適でしょう。

キャンピングカーなら、ハイエース級くらいは行けるのではないでしょうか。
ちなみに、私の車の室内は1900x2000x1600(m/m)くらいの広さです。

2020/09/10
セパレートタイプを注文してみた、送料がfedexで146USDだった。
約半分だ・・・・・

2020/10/01
何回かバッテリー電圧の限界まで使っているうちに、バッテリーが十分な電圧を出さなくなってきた。
エンジンを始動できない事が有るようになってきた。
ネットで調べているうちに、現在では始動用バッテリー、充電制御用バッテリー、ディープサイクルバッテリーと分けられている事に気づいた。
それぞれの用途と特徴は簡単に、

・始動用バッテリーは今までにあったバッテリー。
 エンジン始動時などに一度に大きな電流を出す事が出来る。
 半面、放電時間が長いとサルフェーションを起こし、それを繰り返すと短命に終わってしま  う。
 要は、放電と充電を無繰り返す事は不得意の様だ。

・サイクルバッテリー(充電制御用バッテリー)は繰り返し充放電できる様なバッテリー。
 最近の自動車などは、バッテリーが満充電になったら充電を停止し、オルタネータ(発電機)の負 担を抑え、バッテリーの電圧が下がってきたら、再度充電をするものが有るらしい。
 これにより、始動用バッテリーが不得意な放電充電を繰り返す事が出来る様になっているらし い。

・ディープサイクルバッテリーはキャンピングカーなどで使用されるバッテリー。
 これは、一度に大きな電流を出すには不向きだが、バッテリーが空になっても再充電ができ  る。
 そして、それを繰り返す事が出来るらしい。

と言う事らしい。
それでは、パーキングクーラーを(パーキングーヒーターも含む)使うにはどれが適しているのか?
やはりディープサイクルバッテリーでしょう。
ですが、始動用とパーキングクーラー用を1つのバッテリーで担うには、サイクルバッテリーが適しているのでしょう。

と言う訳で、バッテリーをサイクルバッテリーに変更することにしました。
ところが、非常に高価なバッテリーであることが判明。
とても手が出せないどころか、適合するものが非常に少ない。
充電制御対応なら外国製で複数出ている。
安いからそれにしよう、即決。
なぜなら、この車はあと数か月しか乗らないから。
Aqua Dream MF210G51
さて、このさきどうなるのか。

2020年6月1日月曜日

スカニア SCANIA その後

平成27年登録のスカニアに乗って二年が経ちました現在の走行距離は22万キロ弱、故障もなく快調です。

期待していたフロントタイヤも、順調に走行を続けています。
事実上16万キロ以上走っています。
現在の画像です。
目指せ30万キロ!!イメージ 1



特に取り立てることもないので、ボッシュの
ワイパーブレードAERO TWINを紹介します。
このブレードは、一般的なものと違い樹脂の一本ものです。
つまり、複雑なアームとレバーを組み合わせたものと違いシンプルな構造です。
何が違うのか?
視界を邪魔しない。
空気抵抗が少ない。
それだけならわざわざ取り寄せるほどのことか!
しかもスカニアのワイパーブレードはウオッシャーノズルが装着されており、ブレードのタイプを変更するとウオッシャーノズルを新設しなければなりません!!

この冬、久しぶりに雪に遭遇しました。
そうです、その時にワイパーブレードが雪により上手く拭き取ってくれないのです。
雪国に拠点がある方ならスノーブレードを用意すると思いますが、私たちは雪に遭遇することは稀で、その為にスノーブレードを用意するのは面倒くさい。
そこでこのブレードなら、スノーブレードの役割を果たしてくれるのではと思い立ったのです。
これです。
イメージ 2イメージ 3





イメージ 4
ウオッシャーノズルはふそうのものを流用しました。
ホンダのベゼルというんですかねぇ、同じような物を使ってますけど。
もう雪は降らないようなので検証のしょうがないのは残念です。
ですが、アマゾンの同じ物のレビューの中に、雪でも平気というものがありました。
期待できそうです。

使用してみて。
雨の中では、ブレード自体が軽いので軽快に動く感じがします。
ブレードが折り返す時にもスムーズに折り返す感じです。
折り返す時のガタッというブレードの傾きが変わるところがなく、いい感じで動きます。
問題は、フロントガラスのアールのきつい所は拭き残しができます。
ノーマルのブレードより5cmほど余計に拭き残しが出来ますが、
さほど問題ではないと思います。
視界は、ブレードのホルダー部分が大きいので、思いのほど良くは無いようです。



 二年以上乗って初めて気がついたこと。

先日、車庫に帰って、ふそうのヘッドを5~6キロ離れたサービス工場に持っていくことになり、工場の終業時間が迫っていたために、急いでふそうに乗り換え工場に向かいました。
途中、片側二車線の道路で、右車線を走行しS字カーブの所にさしかかりました。
何気なく最初の左カーブで、左にハンドルを切り進入した。
ところが、車はどんどん中央分離帯に近づいて行く。
慌てて左に切り足して、車の向きが変わったらすぐに当て舵を右に当てた。
が、車は左車線にはみ出していく。
更に右に舵を取り、元の車線に戻るという迷惑な行為をしてしまった。

こんな事を言う人がいました。
「なかなか上手くバックが出来ない」
少し右に行こうとすると行き過ぎてしまう、というように。
そういえば、私もなかなか上手くホーム付が出来なかった。
地面のラインに沿ってバックするのですが、もうちょっと右かなと思ってやり直しをすると、右に行き過ぎてしまう。
右に行き過ぎたので、左に少し寄せようとするとまた左に行き過ぎてしまう。

この事から、スカニアのハンドルは、国産よりも小さい回し角でも、国産と同じくらい切れているので、国産と同じ感覚でハンドルを切ると切過ぎ過ぎになってしまい、上手くバックが出来ない。
反対に国産に乗り換えてスカニアの感覚でハンドルを切ると切り足りない。
カーブで外にふくらむ。

慣れの問題なのですが、ちっと意識して運転する必要があるかもしれません。
スカニア以外に乗らなければ、問題ないのですが。


その後。2018/12/22
そろそろ三年に近くなりました。
ヘッドランプの球切れの準備をしなければいけないなと思い、取説を見る。
PK32d-3 とある。
何のこと????
訳のわからないまま時間だけが過ぎて、はい球切れになりました。

サービスセンターじゃなかったワークショップに電話したら、一個在庫がありますの心強い返事が帰ってくる。
140km程離れた所から高速に乗ってワークショップに。
球は、キセノンバルブで一個二万円とのこと。
交換してまた高速で戻る。
結局三万円を超えることに相成りました。

聞いてみれば、バルブはD1Rと言う物で、アマゾンで2個セット5000円くらいで手に入るらしい。

ネットで PK32d-3 と検索すれば、確かにD1Rとでてきます。

やっちまったなー!


2019/01/12

年末に、なんとなく寒いと感じることがあり、風邪をひくかなと思っていたら、エアコンの温度設定の画面に、Er の文字が出ている。
寒いのは体調ではなく、ヒーターコントロールバルブのトラブルでした。
ベンツに乗っていた時、10年で3回ヒーターのコントロールバルブを交換したので、
こんなものかなという感じで、特に気にしないで部品の値段を聞く。
お返事は、¥41000。
結構なお値段なので、早速ひいきのイギリスの部品屋さんのサイトを見る。
問い合わせに対し、3万円弱で手に入りそう。
但し、在庫がないので4週間ほどかかるとのこと。
4週間はちょっと寒いかな~
もう一つの部品屋さんは、2~3週間で発送できるとのこと。
¥28000で純正品では無いとのこと。
早速頼んで届いた物がこれです。
と、言いたい所ですが到着したらすぐに交換したので、画像がありません。
外した部品がこちらです。
イメージ 5
こぶし大の大きさで、この中にはWABCOのムーブメントがあり、それがバルブを駆動しています。
WABCOのムーブメントの中は、モーター、リダクションギヤーとポテンショメーターがあります。
目視で特に異常は見られないので、問題はモーターの劣化かポテンショメーター辺りかなと推測します。
このバルブは、そこまでバラす事が出来るので、応急修理ができる可能性があります。
日本車には無い事かな?
交換は、エアコンユニットの中に入っているので、ちょっと簡単とは言えません。
ですが、さほど難しいと言う訳では無く、二時間半ほどで交換完了。
これでこの冬は安心。



2019-04-20
 1月に交換したヒーターコントロールバルブが、また壊れたようです。
社外品だから、しようがない。
と言うか、調べても問題が見つからない。
ポテンショメータも導通があり、モーターも動きます。
もしかして、そもそも合わない可能性が?
記憶が間違っていないという前提で、ポテンショメータの抵抗が47kΩある??
こんなにあったかな?
とにかく、もう一個注文して変えてみます。
それと共に、シートを上下させるレバーが調子悪く、エア漏れを起こしているので一緒に注文することに。
今回は、時々注文するショップに、コントールバルブとシート上下レバーのリペアキットを注文しました。
合計3万円ちょっとです。
これが問題のあるレバー。

イメージ 6
このバルブです。
仲程の小さいバルブです。
イメージ 8
こちらが二個目のコントロールバルブ。

イメージ 7

この後は何が起こるかな?


2019/05/04
とうとう起こってしまいました。
世の中が10連休や平成から令和などと浮かれている中、故障です。
現在、7個の警告アイコンが!!
始まりは アドブルー計量不良。
6時間後にエンジントルク抑制、9時間後に速度抑制などと出てます。
イザコールいうところに電話してみるが、出来ることはレッカーの手配だけ。
まだ仕事をしなければならないのに、レッカーで運ばれている場合ではないのです。
取り敢えず走れるところまで走ることに、アイコンが黄色だから。
時間が経って、エンジントルク抑制が始まる。
ほとんど影響ない。
気をよくして、さらに走り速度抑制と表示される。
速度抑制は始まらずそのまま走行する。
エンジンを止めたら速度抑制枷は締まるのかな?
でも、40Km出てくれれば何とかなるでしょう。
楽観的な性格は、後で後悔することに。
荷物を下ろすときにエンジンを止め、再始動も何の違和感もなくさて帰路に。
走り出したらすぐにリミッターが効いてしまう。
20kmでリミッターがかかりました・・・・・・・
取り敢えず走りだしたが、電動アシストのママチャリに抜かれた。
さて困った。
どうしたものか?
でも、思い出したんです。
過去に起こったある事を・・・・
ここには書けませんけど、何とか普通に走り出しました。
こういうことをすると後で後悔するんだよ~。

2019/05/23

故障の原因が判明しました。

イメージ 9

アドブルーのポンプが原因でした。
これは交換後です。
交換前は
イメージ 10
ネットで検索すると、複数のヒットが。
需要の有る物らしい事が伺えます。
中を開けてみると、
イメージ 11
ショートした形跡が!!!
イメージ 12
中央から右上のあたりに黒焦げの物があり、触ったらポロリ。
何だったのか判断できない状態で。
この部品、結構なお値段だったので、ポーランドから取り寄せました。
日曜を挟んだので、10日くらいかかりました。
ひいきの部品屋さんにも有ったので、そこそこの需要があるみたいです。
今回は、梱包がしっかりしていて、大変宜しい状態で届きました。
価格から判断して社外品かなと思ったのですが、SCANIAのロゴが入っているので、純正部品のようです。

2019/06/19

昨年の9月位からだったと思うけど、リターダーの不調が出ていたんです。
時々、効かなくなるんです。
リターダーのオイルは入っていると言うことで、原因がわからず。
リターダーのレバーを改造していたので、そのせいだと言われそのままに。
しかし、リターダーのレバーを新品に交換しても変化なし。
そのまま解らずに時が過ぎて、リターダーは辛うじて使える程度に。
その頃から、症状がはっきりと解るようになり、使えるのは平坦な所で1段目のみ、2段目以降はすぐに効かなくなる、下り坂、上り坂、減速G、横Gがかかると効かなくなる。
YOUTUBE で恐らく似た構造と思われる VOITH の動画を参考にすると、これは絶対に、オイルが不足している以外にあり得ない、と考えました。
オイルの補給をするところが解らない。
しかし、OILと刻印の有る3本のボルトで止めてある蓋のような物はある。
ここしかないので、ボルトを緩めてみると、オイルが出て来たので慌てて締める。
でも、ここしか見当たらないので、思い切って開けてみると、出て来たオイルは僅かで、淵に溜まっていた物が出て来たのでしょう。
蓋には、変な付け方でゲージが付いていて、蓋の取り付け部分から5cmほど先に、下に向かってゲージが伸びています。
ゲージにはオイルは付いていません。
何回確認しても、オイルはゲージの先端にも付かない状態です。
オイルはATFを使うと聞いていたので、オートショップで購入したATF 1ℓを足してみる。
少しづつ入れてみたけど、結局 1 ℓ 全部入れてもゲージの先端にちょっと付くくらいにしかならず、本日は全量使い切ったので終了。
それでも、リターダーは問題なく使えるようになり、上機嫌。
後日、改めてオイルを補充してみると、2 ℓ 入り、合計 3 ℓ 入ったことになります。
3年で3ℓ減るなら、車検ごとに補給する必要があるのかな?

2019/10/03
リターダオイルは減りが早く、2ヶ月に一度ほどの間隔で点検が必要のようです。

このリターダー、調べてみたらタイプ1とタイプ2が有るようで、私のはどっちなんだろう?
私の場合はタイプ2と判明しました。

2019/08/10

現在の走行距離は330000km。
納車時からここまで履いてきたフロントタイヤと、お別れとなりました。
タイヤのショルダー部分が摩耗してきたので、夏休み前に急遽交換しました。
急だったもので画像を取り忘れてしまいましたが、実質27万キロ走りましたので、十分走ったと思います。
BS R-STEEL はなかなか良いタイヤでした。
手に入らないのが残念です。


2019/10/04

この時点で345000km程になりました。

長いこと車に乗っていると、望まない事も起こる事が有ります。
ドライバーとしての経験の中で、2度目のレッカー移動です。
1度目は、エンジンが足を出したなどと呼ばれるエンジンの故障、正確には破壊と言ったほうがいいかな。

今回は、コンビニで時間調整していて、サイドウインドウを開けるためにメインスイッチを入れたところ、ディスプレイに華やかなアイコンが多数出現しました。
その中に赤いアイコンがあります。
今までは、黄色いアイコンだけだったのですが、今回初めて赤いアイコンを見ました。
エンジン故障、その他多数。
エンジンが始動的出来ない。
ギヤの表示もない。
オドメーターの距離の表示もない
ディスプレイにはこんな感じ。



ヒューズ切れかと思いヒューズを点検するが、切れているものはない。
そうこうしている間に、ヒューズの一部に電圧がかかっていないことに気づいた。
ヒューズの前側にリレーが4個あり、そのうちの2個が動いていない。
テスターで確認すると、リレーを作動させるに足りる電圧が来ていない。
3v~6vくらいしかない、ほかのリレーには24v以上の電圧がある。
この時、非常に嫌な気分になった。
電子回路の不具合の時、こんな電圧の出方をする事がよくあると思う。
サービスと話し合った結果、もう無理だと思うと言う結論になり、レッカーの手配をする。
所が、それを持ち込む場所で右往左往する。会社の近くに入れたいが、なかなか受けてもらえない。
仕方なく会社から60km程離れた所に搬送してもらうことに。
さてこの先は?

故障の原因は、メインのコンピュータに当たるコーディネートコンピュータ(COO)との事。
今のトラックはコンピュータで動いているので、これはちょっといただけないなぁ。

それとは別に、リアサスペンションの故障が、その以前から出ていました。
サスペンションの高さを表示していません。
自動で高さの調整が出来ないのです。

レベリングセンサーの故障と言われ、交換したのですが全く変化なし。
センサーに来る配線を調べると、+、-、シグナルの3本なっているようで、外したセンサーに+と-、そして、シグナルの線と-にLEDを繋いでテストして見ました。
その結果、センサーはシグナル線にパルスを発生させ、更にセンサーを動かすと電圧の変化からかLEDの明るさも変化していました。
このセンサーは正常に動いているようです。
センサーをコネクタにつなぎ、シグナル線にLEDを挟んで見ると点灯しているので、動作はしている様だ。

次に疑ったのは、コントロールユニット。
ECAS Basic と書いてある。
WABCO製で、リヤアクスルの右上辺りに有る物で、部品番号で検索すると2~3ヒットする。
が、需要がある部品なら幾つもヒットして良さそうな物で、念の為正規品の値段を聞いてみると、これまた結構なお値段で、更に部品番号が変わっているとのこと。
新しい部品番号で検索すると10件ほどヒットする。
その中で、イギリスの中古部品店に問い合わせると、送料込みで£252と言うことで、更に£435で新品があるとのこと。
ここは、間違った時のために中古にしました。

しかし、新品が2桁の在庫が有るなんて?
アドブルーのポンプの時も今回も、何故、中古部品店に新品があるのだろう?
アドブルーポンプは、スカニアのロゴが入っていたので恐らく純正品でしょう、今回のコントローラーもWABCOのロゴが入っているので正規品でしょう。
日本でも、中古部品店で純正品を扱っていたりするんだろうか?

 疑問に思った事。
リアアクスルのレベルセンサーをどうやって識別しているのだろうか?
コントロールユニットには、圧力センサーも接続されています。
単純に、配線のみで識別しているのだろうか?
そうでなければ、バルスで識別しているのか?
もし、配線のみならば問題ないのだが、バルスの場合であれば、部品を替えた場合マッチングの問題が出てくるのではないか?

 ネットで調べていたら、興味深い文書にたどり着きました。
この車の場合、パーツ(電気系に限ると思います)を交換した場合、'スペアパーツプログラミングを実行する'という物が有りました。
どうやってやるの?
VCI 2もしくはVCI 3 なる物を使うようです。
CPUを持った部品を交換するとき、(今回のレベルセンサーの様にパルスを出して更に電圧を変化させるには、少なくともワンチップCPUが必要かと。)必ず認識させてやる必要があるんじゃないかと思っていましたが、やはり必要なようで、それにはVCI 2もしくは 3 を使う必要があるようです。
レベルセンサーなどの、末端の部品を交換するのに必要なものなら、部品屋さんで VCI 3 を売っているのがわかる気がする。

2019/12/02

リアサスペンションのコントロールユニットが届き交換しました。
ELC4というパーツです。
こちらが取り付けたものと外したパーツです。
KIMG0039 (1)
カバーは外した状態です。
取り付け後、スペアパーツプログラミングと全て校正をして、以前の状態に復帰しました。
今回のlリアサスペンションの不具合の原因はセンサーではなく、コントロールユニットでした。

余談。
今回のリアレベルセンサーの一件で知ったこと。
レベルセンサーをバラしてみて、中にマイコンチップのようなものが有りました。
ネットで画像検索してみたら、日本の企業のサイトにたどり着きました。
そのチップの様な物は、磁石と組み合わせて非接触型で磁石の位置を電圧に変換して出力すると有りました。
レベルセンサーと言えば、ボリュームを使った物しか知らない私にとって衝撃でした。
そして、そのセンサーは基板に取り付けられて、他の部品とともに樹脂で固めてありました。
仮に日本で製造された部品で、がっちりと樹脂で固められていたら、簡単に壊れないだろう。
それを見て、直ぐにコントロールユニットを疑うことが出来たのは幸いだった。


ラジエターが。

ラジエターから水が漏れていました。
以前から"変だな"と思ってはいたけど、やっとトラブルが具体化してきました。
少しずつ水が減っていて、漏れたような跡はあるけど、漏れは確認できない。
ある時、車庫の地面に冷却水らしきものが有るので、そこで気が付きました。
場所は、ラジエターの右上にあるリベットのような所から。
症状は、冷えてきた時に漏れ出す、若しくは温まっていると蒸発して確認できないが、冷えてくると漏れを確認できる、こんな感じのもので、漏れの量としては少なく、一月に一回ほど水を補給するくらい。
この程度でラジエター交換は考え物で、どうにかならないかなと思っていました。
まずは考察する。

1. 見た目はブラインドリベット、皿頭、真鍮製らしい。

2. ブラインドリベットならなぜ水が漏れないのか?

3. ラジエターは中央が金属製で左右両端が樹脂製、その樹脂のところに金属のリベットが有る、
  何故ゆえにここにリベットが必要か?

樹脂部分に金属を入れたら、熱膨張係数などのせいでシールドは難しいのでは?
リベットが有るから何かを固定しているのでは?
皿頭だから、もしかして非常用の減圧バルブ?

判らないのでスコープカメラを入れてみるが、やはり理解不能。
リベットに関しては、シールドタイプのブラインドリベットと言う物があると言うことが判明したが、皿頭は無い。
そこでダメもとで、リベットより小さい穴をあけてシールド型ブラインドリベットを入れてオーリングを挟んでコーキングを塗り止めてみる。
初めに6m/mのキリで皿の部分をオーリングが入るくらいに取り除く。
皿を半分ほど取り除いてみたら、樹脂の穴にシールド用のゴムが有り、その中にリベットが通っている。
このまま、3.3m/mのキリで穴をリベットが入るだけ開けていく、が貫通してしまった。
そうなってしまった物はしようが無いので、そのままコーキングを塗ってオーリングを挟んでリベットを取り付ける。

取り敢えずは漏れは止まっている。
どのくらい持つかは全く不明。
減圧バルブで無い事を祈るのみ。

2019/12/10


最近、ヒーターのコントロールバルブのエラーがまた出てきました。
出たり消えたりでそのまま放置していたのですが、相変わらず熱くなったり、寒くなったりを繰り返しています。
そこで、このバルブのスペアパーツプログラミングをしてみました。
その結果、快適に温度調整をするようになり快調になりました。

もしかして、初めて乗った時から不具合があったのかも?


2020/01/25
実距離 37万キロくらい。
(ここで、37万キロくらいと表現しているのは、コンピューターの故障の時に距離のメモリが消えてしまい、大体で設定したのでこのように書いています。)
ヒーターコントロールバルブの他、どうやら別のトラブルも抱えていた様です。
高速道路の下り坂を走行中、水温計が最低まで下がってしまいました。
サーモスタットがダメみたいです。

そのほかにも、フロントのショックアブソーバーがオイル漏れを起こしているし、乗り心地もバタついている。
それと、フロントのホイールナットがダメになってきているので、まとめてイギリスから取り寄せして交換することにしました。

サーモスタットは、どうやら一般的な物では無い様で、普通は使わない物なので、ウエブに乗せていないとの事。
届いた部品を見ると、二個のサーモスタットが一個にまとめてあり、片や80℃、もう一方は87℃の組み合わせになっていました。
以前の日本車なら、標準は82℃だったと思うから、日本は熱帯の扱いなのだろうか?
それにしても、ライフが短いような?

フロントのショックは、交換したら乗り心地が良くなったのですが、リヤサスとマッチングが取れなくなってリヤがバタついています。
後ろも交換かな?
これも、ライフが短いような?
フロントショックは社外品なんですけど、こっちの方が純正品より乗りごごちがいいみたいです。
以前、ベンツのキャブサスを交換したときに、社外品の方が純正品よりすごく良かったのを思い出しました。

ホイールナットは、締めすぎでダメになったものと思われます。
締めこんでいくと、ガキンという感触で締まります。
緩める時もガキンという感触と共に緩みます。
タイヤ屋さんが締めすぎてしまうので、こうなると思います。
普段は、自分でタイヤを取り付けナットを締めるんですが、事情が有って二回ほどタイヤ屋さんに頼んだことが有り、それが原因かと。
過去には、ナット、スタッド共に数十本交換しています。


2020/04/05
EMS、EECのトラブルが発生しました。
どうやら、マフラーのNoxセンサーの故障のようです。
価格を問い合わせると、10万だそうです。
需要の有る部品のようで、Webにも出ています。
しかし、コロナのせいで、取り寄せるにも、いつ来るかわかりません。
どうしたものかと・・・・

このセンサー、加熱されないと能力を発揮しない様で、加熱を待っていると表示されています。
そして、ある特定の地域に行くと、警告が消えて正常に戻ります。
その後、その地域を抜けると、また警告が出ます。
その場所は、そこの地域に入るとヒーターががぜん効き始める所でも有ります。
エンジンからの発熱が、センサーまで届けば加熱され正常に戻り、エンジンの発熱が少なくなれば、また異常を示すと言うことらしいです。
どうやら、センサーにヒーターが装備されていて、そのヒーターに問題が有るようです。

いろいろ考えた末に、中国から取り寄せることに。
EUからは、コロナのせいで、発送されるかどうかわからない。
コロナ騒動が始まってから、中国には2回発注していて、2回とも延滞無く届きました。
そして、中国は規制を解除し始めているようなので、中国に決めました。
価格は二万円ちょっと。

予想通り、発注から6日目に部品をゲットしました。
外した部品はこちらです。






届いた部品は、すぐに取り付けたので、画像が有りません。
しかし、センサー部分は新品のように見えますが、2枚目の画像のボックス部分は中古品でした。
さすがに中国、楽しませてくれますね!!
というか、2万は高いだろ!
取り敢えず、正常に作動したので、☆ ひとつ。               

2020/04/18

ステアリングを切ると変な音が聞こえます。
キュルキユルとか ギギーみたいな音で、特に右に切るときに音が大きいようです。
右に切るということは、ナックルアームを引くという状態です。
ジャッキアップして、タイヤを左右に動かしてみると、どうもドラックリンクのステアリングギアボックス側かな? みたいな感じ。

部品屋さんのサイトを見てみると、ドラッグリンクが出ています。
ここに出ているということは、需要が有ると言う事だから、取り合えず頼んでみることに。
ついでに、キャブサスのショックも頼んでみます。
これは、エアベローズと一体のもので一個 £50.00 18000円くらい。
理由は特にないけど、なんとなくキャブの挙動がよろしくない様な気がして、フロントサスペンションのショックを交換して、だいぶ乗り心地が良くなってきたら、キャブの挙動が気になりだして来たので、ついでにしては高いけど、頼んでみました。

部品が届いたのは、5日後。
早い、過去最短で届きました。

何処も仕事が少ないのかな?
現状、中国 イギリス 共に、頼めばすぐに発送してくれるような状態です。

外したショック動画はこちらです。
https://youtu.be/u2d1CdxMQyc

この時点で懸命な方はお気づきでしょうが、キャブサスのショックは4本あります。
前側2本替えても、後ろ側2本がスカスカなら良い結果は得られないでしょう。
確かにそのせいと思われる症状は出ています。
しかし、乗り心地自体は以前より改善されていると感じます。
と言うわけで、また2本注文する事となるようです。
次回は、クーラントのエキスパンションタンクと共に注文する事になりそうです。

ドラッグリンクも交換します。
届いたものはこちらです。



外したものがこちらです。


ステアリングギヤボックス側のボールジョイントが錆びています。
これが、異音の元だったのでしょう。

2020/05/05

リレーが壊れた。
トレーラーのストップランプだけが点かない。
色々調べたがわからず、そのまま走り出すと、ブザーのような音が聞こえたかと思ったら、その後に何やらカチャカチャと助手席の方から連続音がする。
音は出たり止まったり。
音がする時は、車が振動したときに多く出る。
これはリレーかなと思い、ヒューズパネルのリレーをあれこれ入れ替えてみる。
1つだけ何処に挿しても何らかの警告が出る。
これに間違いない。
音の出方からして断線だろうと思い、止まってリレーをバラして見る。
半田付けで処置出来たらラッキーと思いながら見てみると、これがまた細い線が出ている。
しかも、鉄心の周りのコイルが少し動く。
このリレー最低・・・
時計修理に使うようなルーペで見てもよくわからないが、予想をして半田付けして見る。
ルーペで見ながら、半田付けをする。
目に付けたルーペだから、リレーを目に近づけて見ながら半田ごてをリレーに当てる。
そうすると、半田ごてが額に当たりそうになる。
かなり怖い!!
我慢しながら半田を適当に盛ってみる。
なんとなく付いたようだ、リレーを挿しても警告が出ない、これで休み明けまで待って、リレーを注文すればいい。



2020/06/13
注文していた。クーラントのエキスパンションタンクとキャブサスの後ろ側2本が届きました。
エキスパンションタンクは後で交換するとして、キャブサスは交換しました。
キャブサスは、アルミのフレームに組み込まれて取り付けられていて、キャブに取り付ける構造です。





届いたものは、dt と言うブランドで、以前にも使った事が有るブラントです。
これをドイツから届くのを待っていたので、時間がかかりました。
これは、すごく乗り心地がいいです。


外したショックは、やはり伸び側がスカスカでした。

2020/07/05
事前に購入しておいた、クーラントのエキスパンションタンクを交換しました。
これは、キャブサスのリヤショックと共に購入していたものです。
このタンクは、だいぶ早い時期から漏れたような跡が有り、3年目くらいに漏れていることを確認しました。
とは言え、漏れる量は少なく、月に一回程度の冷却水の補充をする程度でした。
しかし、漏れていいることには変わりないので、交換しました。
こちらが、外したタンクです。




上下が張り合わせて有り、そのつなぎ目から漏れていました。
交換するタンクがこちらです。


このタンク、半分は室内に入っており、交換するにはエアコンのユニットを外す必要があり、そのためにはワイパーのユニットを外す必要があります。
大変は作業でした。
まる1日かかって交換しました。 


2020/08/17
リヤサスエアバックが届いたので交換しました。
以前からひび割れが目立っていたので、長くは無いなと思っていたが、症状が具体化してきたので、交換することにしました。
症状は、出庫のためメインスイッチを入れると、シュンといってリヤサスが上がります。
駐車中にエアが抜けているんですね!
とは言え、エアバックだと確信が有る訳では無いので、石鹸水を吹きかけてみます。
エアバックの場合、すぐに泡が出てくるようなら末期症状です。
10分くらいたってから泡が出てくる様な事がほとんどです。
しばらく経ってから確認すると、絹のような泡が出てきていたのでエアバックのエア漏れ確定です。
外したものがこちらです。


交換するものは、




交換は簡単なんですけど、
上はピンを2本外す。
エアホースのカプラを外す。
これは少し時間がかかりました。
国産車とは違うところです。
下はナットを外す。
それだけです。


 

2016年8月20日土曜日

スカニアG450

 スカニア G450が納車になりました。

 

 以前の日野スカニアと、知っている事だけを比べてみると、
外見は、両サイドのエアインテークが無い、左右ともドアミラーを装着している、エンジンも違うみたいだ、ミッションがセミオートからフルオートに。
残念ながら知っているのはこれくらいです。

 エンジンを覗いてみると、ターボの後にもう一つタービンが有り、フライホイールに直結していた物がないから当時の物とは違う物でしょう。
当時はエンジンエミッションはEURO2だったように記憶していますが、現在はEURO6だそうです。
ミッションはフルオートでペダルは二つ。
流体式リダーダ、デフロック、燃焼式ヒーター、シートヒーターは装備しています。

 このG450はキャブ高が少し低いタイプで。国産と大差無いと思います。
背の高いR450より15センチ低いらしい。
見た目は、R450に見劣りしますが、その分乗り降りは楽です。
ボルボのように両側にスペースが無いところでの乗り降りは懸垂で乗り降りしていた事に比べるとかなり楽です。
 室内は、輸入車のお決まりで、左に方向指示器レバー、右にリターダとミッションコントロールが一緒のレバー、そしてハンドルの右下にメインライトコントロールスイッチが有ります。
乗ってすぐに雨に会い、ウォッシャーを使おうとボタンを押したところ、ワイパーは動くがウォッシャーが出ない。
後でわかったことですが、軽く押すとワイパー、さらに押すとウォッシャーが出ると知る。

 収納スペースは前側オーバーヘッドコンソール3か所、真ん中のコンソール下に1か所、そしてベッド下の収納3か所、ここは中央は引き出し式でその奥に燃焼式ヒーターが有ります、左はベッドを跳ね上げでアクセスのみ、右はベッドを跳ね上げるか外のハッチからのアクセスできます。
ここは、左右からアクセス出来るボルボに一票。
リア側オーバーヘッド部分に収納はありません。
おそらく、2段ベッド仕様なのでしょう。
でも、大方の荷物はほぼ収納可能。

 ルーフにチルト&スライドするガラスサンルーフ(ハッチ)が有り開閉はスイッチでコントロールします。
ベッドのリア側にヒーターとルーフのコントロールスイッチが有ります。
ラジオはリモコン付きでそれでベッドからコントロールするようです。
寝返りを打った時に、ちょいちょいヒーターのスイッチに触れてヒーターが起動してしまいます。

リヤコンビネーションランプは、LEDです。
色もきれいで、この辺は十数年変わっていない国産車違うところです。
そのほか、マーカーなどもLEDです、
但し、ルームランプは電球を使用してます。
温かみのある色で良いのですが、ぜひここもLEDにしてほしいです。

 まず、乗ってすぐにおとなしい車だねと思いました。
発進も加速も荒々しいところは感じられない。
この辺は日本車に似ていると思います。
そして、非常に運転しやすい。
そして、アクセルを踏めば太いトルクでグングン行きます。
ペダルの操作は、国産とちょっと違い、上から操作する方がしっくり来ると思います。
 これは、ヨーロッパ車にほぼ共通しているように思います。

メーターパネルの モニターは、輸入車なのにほぼ日本語表示されます。
この辺は、スカニアジャパンの力の入れ方がわかりますね!

 ステアリングは普通かやや大きめで比較的細い。
切れ味は、ベンツやボルボは直進付近で神経質な面があったがこの車は普通と思います。
切れ角はボルボより大きいかも?

気を付けなければならないのは、大きいミラーの陰で見えない部分が多いこと。
初めは怖かったが、慣れれば平気。
このミラーの形状は、サイドガラスに風を導く働きが有る様で、ミラーの視界を確保する意味が有る様に思います。
なぜなら、カラスに付いた水滴が後ろに流れていきますし、サイドガラスに虫が当たった跡が有ります。
サイドガラスにレイン X を塗ってみたら、雨粒がきれいに後ろに流れていき、雨の時の視界が確保がされます。

 追記     

右側の上に有る小さいミラーが、大きなミラーより5センチ程外に出ています。
ここは、気を付けないといけません。
よくぶつけそうになります。
You Tubeで確認したら、左ハンドル仕様は、左ミラーの上のミラーが外に出ているようなので、この様に作って有るようです。
と言う事は、左ハンドル車用の右ミラー用の物に代えればいいかも?
中国製で有るか調べてみたい。

 追記1
この小ミラーの部分は、ミラーに違いは無い様で、メインミラーの内部フレーム部分が違うようです。
このフレームは、左右に違いは有るが、左右それぞれ上下の違いは無いようです。と言うよりは、ドライバーサイドとナビゲーターサイドが有り、ドライバーサイドには小ミラーが出るタイプを装着し、ナビゲーターサイドには出ないタイプを装着している様です。
これは、左ハンドル車、右ハンドル車共に共通だと思います。
ですから、現在、右ハンドル車で右小ミラーが出ていて気になるようでしたら、左の
ミラーのフレームを右に持って来たら、小ミラーが内側に入ると思います。
半面、左のミラーは外に出ると思います。
機会があれば、フレームを取り寄せて試してみたい。
大きいミラーガラスも左右共用です。
 ドアミラーは、大きいミラーのみ電動でコントロール可能、それ以外は手動調整。
ミラーはよく見えていると思いますが、問題も有ります。
キャブ左角の左側にいる車が発見しずらい。
よく見ればアンダーミラーとサイドアンダーミラーに映りますのでわかりますが、すぐには難しい、と思いました。
でも、ドアミラーはカッコイイから許す。
ドアミラーは、右に曲がるような時にミラーの飛び出しが無いので結構楽に行けます。
現在は、バンパーにカメラを取り付けています。

 日野スカニアに乗っていた人から、温かい、リターダが良く効く、雪や氷の上でも不安が無い、などの情報をもらいました。

 確かに、冬は暖かい、外気温5℃の時に2時間くらい走ると暑くてヒーターを止めてしまいます。
オートエアコンなのに。

 リターダは流体式で、かなり強力に効きます。
ボルボのVEBに比べると少し反応が早いかな ?
しかし、プロペラシャフトに装備されているので、ゆっくりスピードでは効きが弱くなります。

雪道はいまだ未経験で、出来れば経験したくない。

 ドアロックのリモコンで、ドアロック、アンロックの他に、各ライトを順次点灯させる機能が有り、点検が楽ちんです。

タイヤは、フロント315/80/22.5 リブタイプ リグルーブ可、リア 295/80/22.5 ミックスタイプ ローテーション指定有り、リグルーブ可で、これまたヨーロッパ車お決まり。かな?
ボルボの場合は、フロントが315/70/22.5で、これをよくある295/80/22.5に変えた場合、車両の傾きが変化し、変速タイミングにわずかな影響が出るが、スカニアは大丈夫そうだ。
ナットは、通常はアルミホイール用なのに、この車は通常のナットを使っており、スタットレスなどスチールホイールに代えてもこのナットでいけそうです。

現時点での個人的評価

大変良い。


パーキングヒーター(燃焼式)について。

この車は日本では定番のべバストでは無く、エバスペッヒャーのAirtronic D2
らしき物がついています。
個人的にはエバスペッヒャーの方が好きで、違いは、燃料ポンプの音が小さい、温度コントロールが繊細である点です。
温度コントロールは、家庭用暖房器具と同じように、常に設定温度を維持しようとします。
べバストは、設定温度より熱くなったら停止し、停止した後は、寒く感じるようになってから再起動します。
私には、嬉しい一つです。
エバスペッヒャーはお勧めです。(Eberspacher Airtronic D2)
(使用しない時でも、月に一度10分くらい運転するようにすると、トラブルが無く長持ちします。)

クルーズコントロールについて。

クルーズコントロールが直近に乗っていたクオンと比べると全く違います。
それは操作関係ではなく、上り坂の頂上を過ぎた時に有ります。
クオンは、上り坂でスピードが少し落ちた時、頂上を過ぎると設定速度までフルパワーで加速します。
スカニアは頂上を過ぎると、まずは加速します、が一気に設定速度までは加速せず、何回かに分けて加速します。
例えば、80キロの設定速度で68キロ位までスピードが落ちたとすると、80キロまで2回くらいに分けて加速します。
初めは驚きました。
でも、症状は再現しますので、そうプログラムされていると思います。
こう言うの、怖くないので結構好きです。

こんな事を書くと馬鹿にされるかも知れませんが、あなたは雨の日にミラーヒータースイッチを入れますか?
私は、ミラーが曇った時以外に、雨の日にもスイッチオンします。
理由は、雨粒が蒸発すると思うのですが、事実上ミラーの視界が確保されます。
良かったらお試しください。

 今装着しているタイヤの BS、R-STEEL、R-DRIVEは日本では販売していないそうです。
タイヤ屋さんに聞いたら、メンテナンスの手間がかからずライフも長いのでタイヤ屋さん泣かせのタイヤと言っていました。
それを聞いたらなにがなんでも手に入れたくなりますね~

やってしまいました‼
何気なくルーフを洗いたくて、キャブを上げました。
グリルがつぶれてしまいました。
この車は、キャブを上げる時にフロントリットを上げなければならないのでした。
大失敗しました。

今日はベットに付いて書いて見ます。
キャブを横から見るとキャブの中は広そうで、さぞかしベットも広そうに見えますが、実際は運転席からフロントガラスまでの距離が国産車より長く、運転席から後ろは見た目程広くはありません。
それでも、ベットの長さは227cm、幅は中央で67cm有ります。
左右のシート後ろ部分はえぐられていて、最小で47cm、ここはマットのベースが収納できる構造になっていて、引き出してファスナーで取り付け取り外しが出来る付属のマットを置け60cm、通常はこの状態、さらに引き出して、ベットの両端にあるマットを入れれば67cmまで広がる構造になっています。
その際に、ドライバーシートは簡単にスライド出来るようにシート脇にレバーがついています。 
クッションは柔らかめで心地良いクッションです。
キャブの側面には断熱材が入っているそうです。
車中泊される方には都合の良い車でしょう。
オプションで、電子レンジ、コーヒーメーカーが有るのもうなずけます。
今思い返して見ると、クオンは非常に寒かった。
燃費に関して。
燃費は、ここまで5か月以上乗って見て、クオンの410馬力とほぼ同じです。
燃費は、使い方によりますので数値は出しませんが評価は 普通 です。
ただ、ボルボ、クオン共に80%くらいマニュアルシフトで高燃費を出してきました。
スカニアは、当初マニュアルで操作し、燃費は悪くも無く、良くも無くはっきり言って普通以下。
2か月くらいたってから、ほぼすべてフルオートで走って見たら、燃費が良くなってきました。
この車は楽でいいですね!!

キャブ内に、24Vシガーライターが1個、12Vシガーライターソケットが1個、そのほかに、24Vの少し小さい電源取り出し用のソケットが2個有ります。
この、小さいプラグがなかなか見つからないのでドイツから取り寄せてしまいました。
2個しか必要ないのに10個来るので、どうしようかな ?ヤフオクかな?(興味のある方はヤフオクで 電源アダプタ プラグ EU車 SCANIA BENZ ソケット シガーライタ で検索してください。)

運転のヒントという機能について。

この車には運転の状況をポイントにして表示してくれる機能が有ります。
それが運転のヒントという機能です。
上り坂、下り坂の走り方、ブレーキの使い方、前方の予測、ギヤの選択の4項目の評価をパーセンテージで表示してくれます。
そしてそれらを総合した評価を表示してくれます。
これは、ファンクションスイッチで表示させる必要が有ります。
ステアリングホイールの右側のスイッチを上に3~4回押します。
約4万キロほど走って、やっとまともに評価が出るようになりました。

ギヤの選択に関しては、ほぼ100%で問題無しです。
前方の予測は、アクセルオフから減速度合いを判断している様で、その後のリターダの使い方も加味されるようです。
ブレーキは、フットブレーキよりリターダを有効に使うこと、それが高得点を得られるようです。

得点の事例を挙げると、

前方に赤信号が有る場合に、アクセルオフで減速しながら青信号を予測してリターダ、ブレーキを使わずに走行して青信号で加速して行く、これは最高得点です。
但し、アクセルオフからある程度時間を置く必要が有ります。
アクセルオフから減速しながら時間を置いて、更にリターダを使用した場合は、やや高得点です。
アクセルオフからすぐにリターダやブレーキを使用した場合も高減点です。
ですから、リターダのスイッチを入れたままにして走行していると、悲惨な得点になります。
(エンジンが冷え切っている時、走行しながらリターダのスイッチを入れてエンジンを温めることが出来る機能が有ります。
この機能を使うと運転のヒントは最悪になります。)

ブレーキは、出来るだけ滑らかにかつ最小限の使用で高得点です。
ブレーキ使用時間が長くても減点です。
急ブレーキは高減点です。
下り坂で、リダーダを使用して速度を調整した場合はやや高得点です。
俗に言うポンピングブレーキは、減点になります。

上り坂下り坂の走り方は、下り坂は坂の手前でアクセルオフで減速しながら侵入し危険が無い程度なら途中スピードが上がっても構わない。
ここでリターダを使用すれば、評価はブレーキの評価に変わる。
リターダを使わずに坂を通過し、平坦になってからアクセルオンで高得点になります。
つまり、惰性で少し走行しなさいと言う事ですかね ?

上り坂では、はっきり言ってわかりません。
基本、減点は見た事がありません。
取説には、上り坂の手前でスピードを上げ不必要なギヤシフトや減速を避けると有るが、頂上手前でアクセルを戻し、平坦になってから加速することが高得点につながることが有ります。

この機能で1つ疑問が有るのですが、まだはっきりしていない部分が有るので、現在英語表示にしてテストしています。
が、最近疑問の表示が現れなくなりました。
それは、 次回 上り坂の手前でアクセルを離す と出るのです。
何なのか解りません。

この車は、アクセルを離している時間を多く取る事が重要なようです。
これが、燃費の改善につながるかといえば、まだ疑問も持っていますが実際はよい燃費を出しています。

この車で手を加えたところ。

まずはフロントナンバープレートベース。
この車は、フロントバンパーの位置が低い位置に有り、その一番下にナンバープレートが付いています。
そのためにナンバープレートはすぐに地面にこすってしまいます。
ここは、ナンバープレートを外し、ベースの上の取り付けリベットを外します。
取り付けベースの下にジャッキを当てて30ミリほど上に持ち上げてリベットで止めます。
更に、ナンバープレート取り付け穴を20ミリほど上に開け直し、ナンバープレートを取り付けます。
これで、ナンバープレートは擦らない様になります。
しかし、バンパーは気を付けないとすぐに擦ってしまいます。
(正確にはバンパーの下のボルトを擦ります)

追記(16/10/02)
私の車より後に納車になった車を見た時、私の車とは違うナンバープレートベースがついていました。
この件に関しては参考にならないようです。
上下のリベットを外せば、上に持ち上げることは出来そうですが、下のリベット穴が残ると思います。

リターダのスイッチ。
リターダのスイッチで両端が固い感じが有ります。
0と1、4と5の間が固いのです。
4と5は支障ないですが、0と1の間は戻したつもりでも、最後の一段が戻っていなかったと言う事がちょいちょい有りました。
そこで、スイッチをばらしてノッチの山をなだらかになるように少し削りました。
これで解決。
なぜこんなことが大事かと言うと、リターダのスイッチを入れたままアクセルを離すと、運転のヒントで大きな減点になるのです。

ワイパースイッチ
左レバーにワイパーのスイッチが有るのですが、回すタイプで比較的滑らかなリング状の形状をしています。
この形状が滑りやすく、さらに何段もポジションが有るので、エポキシ粘土で高さ5ミリほどの滑り止めを付けました。

パーキングヒーターのダクト
パーキングヒーターのダクトは、ドライバーシートの後ろ右下に吹き出し口が有ります。
そして吸気口は左シートの後ろに有ります。
この吹き出し口の位置は、運転席にとっては良い位置に有るので運転中は良いのですが、なにぶんにもパーキングヒーターなので、広い室内の右側だけに吹き出すと、左側が少し寒いのです。
そこで、ヒーターからの温風を出口からすぐの所で二つに分けて、一つは既存の右側のダクトに、もう一つを吸気口だったところにつなぎ、吸気口を吹き出し口に変更します。
この吹き出し口は、シートに当たらない様に室内中央に向けて厚紙でガイドを付けました。
吸気は、ベッド下左の収納スペースにダクトを伸ばしています。
 
オプティクルーズの操作リング。
オプティクルーズの操作リングが指が届きにくいので、リングを作って見ました。
やってから、やりすぎたと反省しています。
もし、操作しずらいと思うなら、レバーの先端に伸ばすエクステンション的な感じで変更すればよいと思います。




EU車のABSについて

私は、日本フルハーフ製の台車が5台、トレクス製の台車が3台、その他が1台の台車を引きます。
この中で、スカニアで引くとABSの警告が出るものが有ります。
それは、フルハーフが5台、トレクスが1台です。
警告は色々で、
連結した時に警告が出るが、走ると消える。
初めはいいけど、途中でメインスイッチを切ってしまうと、次から警告がでる、
初めから警告が出て消えない、荷物を下ろしたら警告が出てるなどです。
これは、クオンでは1台だけ警告が出るだけでした。
他の人に聞いてもABSの警告が出るのは1台だけと言います。
ベンツ、ボルボでも同じく警告が出ました。
台車が新車の時には出ないのですが、2~3年すると出て来ます。
どうも、EU車と国産台車(特にフルハーフ)にはABSのマッチングに問題があるかも知れません。

失敗作です。
リアのオーバーヘッド部分の収納です。
骨になるアルミ角パイプの、ロウ付けと取り回しが悪く強度不足で、軽い物しか乗せられません。
一度、ロウ付けをやり直したり、扉が当初は上開きの予定が、モノを出し入れする際に扉が上開に開くと、額に扉が当たるので下に開くように変更したために、ビスの穴があちこちに開いています。

扉は、ただ下に開くのでは無く、開きながら後ろに移動するようにして邪魔にならない様にしました。
扉のロックは、4カ所のラッチで止めます。
押してロック、もう一度押してロック解除です。







またまた、運転のヒント。

先日、常磐自動車道の仙台から日立南まで走る機会が有りました。
普段、高速道路はクルーズコントロールオンリーですが、その時は前に1台トレーラーがいて、追いつきはするが抜くほどでもない、仕方なくクルーズコントロールなしで追従して来ました。
常磐道は、アップダウンが有り、それなりに下り坂手前でアクセルオフ、下りを終わってからアクセルオンなどとやっていたら、いつの間にか、アップヒル、ダウンヒルのポイントが90%あったのが70%に減っていました。
途中、ダウンヒルポイント1、3、模範運転です、など出ていました。
理解不能の、次回上り坂の手前でアクセルを離す、も一回出ました。
これほどの変化が有ると思わなかったので、あまり気にして運転していなかったのを悔やんでいます。
貴重な機会を逃がしてしまったわけです。
覚えている限りでは、ダウンヒル中にリターダを最大に使用して、なおかつ補助でフットブレーキを使用した場合は大きな減点になるようです。

2016 SCANIA がEUでリリースされたようです。
You Tubeに出ていました。
少し角ばった感じで、フロントバンパー辺りはサイドが直線を基調にした感じでした。
これに乗ることは無いと思いますが、日本車に媚びないでスカニアのままで日本に導入してほしいと願います。

この車は、軸重を表示する機能が有ります。
通常、駆動輪の軸重を表示します。
台車をつないでいても同じでした。
先日、他社の台車を引く機会が有り、その時はヘッドの軸重と台車の軸重と総重量も表示しました。
加えて、空車になってリフトアクスルが上昇した時にメーターパネル内のインジケーターも点灯しました。
ある意味、便利な機能かも知れないです。
この機能についてはEBSが関係している様です。
EBS については、全く知識がないので機会があれば調べてみます。

ここまで、70000㎞走りました。
この車のフロントタイヤは、ショルダー部分の減りが遅く、トレッドが均一に減ります。
ボルボはショルダー部分の減りが早く、タイヤの中央部分の山を
を残してタイヤを交換することになると思います。
フロントタイヤとリアタイヤのサイズが違うので、それぞれの位置で使い切ることができるのは経済的に最高と言えると思います。
この点は、とてもいいと思います。
第五輪荷重は、9.6tなのでこの位置がちょうどいいのかも。

これは、あくまで自分自身の世界の話ですが、とあるジャンクションで、分岐通路を空車時、80k/mで侵入できる所があり、車を乗り換えた時に一度は試して見る事にしています。
先日、その機会があり試してみました。
過去のテストでは、H15登録のベンツは脱出速度78k/m、H23登録のボルボはふらつき感があり脱出速度70k/mまで落ちてしまいました。
スカニアはと言うと、侵入から全く不安感が無く、このまま80k/mで通過してしまうんじゃないかと思うくらい安定感がありましたが、念のために少しアクセルを戻したので、脱出速度は78k/mでした。
スタビライザーが固いのかなと思い、リアサスのスタビライザーを見てみたら、スタビライザーが有りません。
リアサスの構成部品で、スタビリティーを出しているみたいで、びっくりしました。
見た目と、乗り出しの時の穏やかな印象とは裏腹に、かなり安定性の高い車の様です。
恐れ入りました。

ジャンパーケーブルについて。

台車につなぐ電気のジャンパーケーブルで、アース部分が焼けて接触不良になる症状がありました。
この症状は、スカニアだけではなく、日野に乗っているドライバーもこの症状を訴えています。

スカニアの方にそのことを話してみました。
スカニアの方曰く、ほかにもその症状が出ている方がいるとの事。
しかし、カプラのサドルから車体にアースを取っていれば出ないはず、との事でした。
私は、サドルから6m/m径ほどの線でカプラベースまでアースを取っていましたが、もう一度調べてみました。
テスターを使って導通を見てみました。
カプラのサドルからベースまでは少し抵抗はあるものの、導通はありました。
アース線の取り付け部分も調べてみましたが、やはり導通はあります。
ふと、ジャンパーケーブルのアースとカプラのサドルの間で導通を見てみたら導通がありません。
よく調べてみたら、カプラベースとフレームとの間に導通がありません。
とにかく、ジャンパーケーブルのアースと導通のあるところを探してみました。
カプラの下にあるメンバーから直接出ているボルトには導通が有るので、そこにアース線を付け替えたところ、ジャンパーケーブルのアースとカプラのサドル間の抵抗が1Ω以下まで下がりました。
そのことから察すると、防錆塗料の影響からか、カプラベースとフレーム間が導通が十分取れていない様で、カプラから1.1m位の所に有る、バッテリのアースまでカプラからアースを取れば問題が出なかったのでしょう。
とにかく、防錆処理の為か、なかなか導通のあるところが見つからず苦労しました。
日野とスカニアで共通する点は、スプリングワッシャを使わずに、フランジナットを使ってカプラベースをフレームに固定している点ですかね?
今後、状況を見ていきます。

タイヤ空気圧
現在、9万キロの手前ですが燃費が伸びない。
当初から、重い荷物を引いたときに、燃費が落ち込む傾向にあった。
加えて、台車がスタッドレスに履き替えたせいもある。
しかし、燃費の伸びがない。
そこで、タイヤの空気圧を点検することにした。
乗り初めに、点検したときは8bar有ったように記憶しています。
現在、7.8。
サービスブックで空気圧を調べると、アクスルの荷重で決めるとあります。
とりあえず、最大荷重で調べると8.5barとなっているのでそれに合わせて様子を見ます。
感覚的には、転がりがいい感じになり、期待出来そうです。
サービスブックに、10℃で0.2bar圧力が違うとあります。
そのせいなのか、それとも自然に抜けたのか?

エアホースのハンドル

エアホースのハンドルを自作しました。
自作と言っても、市販の配管用の部品の異径ソケットと異径ニップルを組み合わせて、ねじを切っただけです。
大きい六角のものがソケットで、PT1/2とPT3/8のメネジで、その左にニップルPT3/8とPT1/2を取り付けてあります。
ソケットとニップルのPT1/2同士をシールテープを巻いて結合して、両端がPT3/8のオスとメスになるようにします。
ホース、カップリングヘッドともに16m/mX1.5のストレートネジなので、3/8というテーパネジにタップとダイスを使って16m/mx1.5のストレートネジを切りました。
(そんなんでいいのかと思われると思いますが、目視でネジ山を確認しても、異常のあるねじ山は1か所だけで、ほぼ問題ありません)
長いものは海外のサイトで売っていましたが、私は長いものは好まないので約50m/mのサイズで作りました。
また、ブッシングという部品の3/8のテーパメネジにストレートネジを切る方法で、国産用の1/2のテーパネジのカップリングヘッドを取り付けることも可能です。

こんな事が有りました。
引いているのは冷凍車で単純な箱形です。
左バックで登坂のホーム付け、幅に余裕は余りない場面で、バックしたら動かなくなりました。
箱からのねじりをヘッドが受けて、左のタイヤが浮いてしまい動かなくなった様です。
すぐにデフロックをかけてその場を凌ぎましたが、こんな時にASRは作動しないんですかね?
その後も、同じ場所で同じ症状が出たので、試しにアクセルを踏み込んだところ、ガクガクと車が揺れて動きはするが気分的に不快なので、やり直ししました。
ASRは、どうなったんですかね?ちょっと不思議です。

この車に乗り始めてから、もうすぐ一年になります。
タイヤもスタットレスにしました。
しかし、295/80R22.5のタイヤにしたら、フロントが下がってしまい、フロントバンパーを擦りやすくなりました。
やはり、標準の315/80を履いたほうが良いようです。
315/80は、値段が高いので大変ですが、車のために今、315/80のスタッドレスを物色しています。

燃焼式ヒーターはベッドの下にあります、これが稼働中はベッドを下から温めてくれて、車中泊がとても快適です。
仮眠中は、ヒーターの目盛りを4くらいに設定して仮眠を取ります。
そうすると、喉を傷めることもなく、ベッドが暖かいので快適でつい寝過ごしてしまいます。
何気なく薄着で外に出て、外の寒さにびっくりする事はよく有ります。
断熱も良く出来ていて、キャブの後ろ側の壁に背中を向けて寝ていても、外気温が0℃位なら寒さを感じません。
クオンに比べると、この車での車中泊は天国です。

パーキングヒーター
同じ会社のクオンさんのパーキングヒーターが、白煙を吐いてなかなか燃焼しないと言っていました。
このヒーターは、スカニアと同じく、エバスペッヒャーAirtronic D2で23年に購入したものです。
おそらくは、グローブラグの寿命が来たのだと思います。
グローブラグを取り寄せて交換してみます。
使い方にもよりますが、5年持てば普通かなと思います。
べバストは、早い人は2年でオーバーホールする人もいるらしいが、大体は
5年以内にオーバーホールしているみたいです。

グローブラグが届き、確認してみると、グローブラグを交換するときに、グローブラグスクリーンを清掃するか交換してください、の注意書きが入っていました。
そんなものを使っていたんですね!!
せっかくイギリスから取り寄せたのに、また、取り寄せないといけないのかな?
グローブラグだけの交換で、済んでくれないかな?

その後。

グローブラグを交換しても、変化なし。
グローブラグスクリーンとバーナーを交換する必要がある様です。
大分前になりますが、べバストのヒーターを修理した時も、グローブラグとバーナーをセットで交換したのを思い出しました。
この時も、グローブラグを交換しても治らずに、バーナーを交換したのを思い出しました。
また、同じ事をしてしまった。
部品の調達をしている Butler Technik さん、御世話になります。