2016年8月20日土曜日

スカニアG450

 スカニア G450が納車になりました。

 

 以前の日野スカニアと、知っている事だけを比べてみると、
外見は、両サイドのエアインテークが無い、左右ともドアミラーを装着している、エンジンも違うみたいだ、ミッションがセミオートからフルオートに。
残念ながら知っているのはこれくらいです。

 エンジンを覗いてみると、ターボの後にもう一つタービンが有り、フライホイールに直結していた物がないから当時の物とは違う物でしょう。
当時はエンジンエミッションはEURO2だったように記憶していますが、現在はEURO6だそうです。
ミッションはフルオートでペダルは二つ。
流体式リダーダ、デフロック、燃焼式ヒーター、シートヒーターは装備しています。

 このG450はキャブ高が少し低いタイプで。国産と大差無いと思います。
背の高いR450より15センチ低いらしい。
見た目は、R450に見劣りしますが、その分乗り降りは楽です。
ボルボのように両側にスペースが無いところでの乗り降りは懸垂で乗り降りしていた事に比べるとかなり楽です。
 室内は、輸入車のお決まりで、左に方向指示器レバー、右にリターダとミッションコントロールが一緒のレバー、そしてハンドルの右下にメインライトコントロールスイッチが有ります。
乗ってすぐに雨に会い、ウォッシャーを使おうとボタンを押したところ、ワイパーは動くがウォッシャーが出ない。
後でわかったことですが、軽く押すとワイパー、さらに押すとウォッシャーが出ると知る。

 収納スペースは前側オーバーヘッドコンソール3か所、真ん中のコンソール下に1か所、そしてベッド下の収納3か所、ここは中央は引き出し式でその奥に燃焼式ヒーターが有ります、左はベッドを跳ね上げでアクセスのみ、右はベッドを跳ね上げるか外のハッチからのアクセスできます。
ここは、左右からアクセス出来るボルボに一票。
リア側オーバーヘッド部分に収納はありません。
おそらく、2段ベッド仕様なのでしょう。
でも、大方の荷物はほぼ収納可能。

 ルーフにチルト&スライドするガラスサンルーフ(ハッチ)が有り開閉はスイッチでコントロールします。
ベッドのリア側にヒーターとルーフのコントロールスイッチが有ります。
ラジオはリモコン付きでそれでベッドからコントロールするようです。
寝返りを打った時に、ちょいちょいヒーターのスイッチに触れてヒーターが起動してしまいます。

リヤコンビネーションランプは、LEDです。
色もきれいで、この辺は十数年変わっていない国産車違うところです。
そのほか、マーカーなどもLEDです、
但し、ルームランプは電球を使用してます。
温かみのある色で良いのですが、ぜひここもLEDにしてほしいです。

 まず、乗ってすぐにおとなしい車だねと思いました。
発進も加速も荒々しいところは感じられない。
この辺は日本車に似ていると思います。
そして、非常に運転しやすい。
そして、アクセルを踏めば太いトルクでグングン行きます。
ペダルの操作は、国産とちょっと違い、上から操作する方がしっくり来ると思います。
 これは、ヨーロッパ車にほぼ共通しているように思います。

メーターパネルの モニターは、輸入車なのにほぼ日本語表示されます。
この辺は、スカニアジャパンの力の入れ方がわかりますね!

 ステアリングは普通かやや大きめで比較的細い。
切れ味は、ベンツやボルボは直進付近で神経質な面があったがこの車は普通と思います。
切れ角はボルボより大きいかも?

気を付けなければならないのは、大きいミラーの陰で見えない部分が多いこと。
初めは怖かったが、慣れれば平気。
このミラーの形状は、サイドガラスに風を導く働きが有る様で、ミラーの視界を確保する意味が有る様に思います。
なぜなら、カラスに付いた水滴が後ろに流れていきますし、サイドガラスに虫が当たった跡が有ります。
サイドガラスにレイン X を塗ってみたら、雨粒がきれいに後ろに流れていき、雨の時の視界が確保がされます。

 追記     

右側の上に有る小さいミラーが、大きなミラーより5センチ程外に出ています。
ここは、気を付けないといけません。
よくぶつけそうになります。
You Tubeで確認したら、左ハンドル仕様は、左ミラーの上のミラーが外に出ているようなので、この様に作って有るようです。
と言う事は、左ハンドル車用の右ミラー用の物に代えればいいかも?
中国製で有るか調べてみたい。

 追記1
この小ミラーの部分は、ミラーに違いは無い様で、メインミラーの内部フレーム部分が違うようです。
このフレームは、左右に違いは有るが、左右それぞれ上下の違いは無いようです。と言うよりは、ドライバーサイドとナビゲーターサイドが有り、ドライバーサイドには小ミラーが出るタイプを装着し、ナビゲーターサイドには出ないタイプを装着している様です。
これは、左ハンドル車、右ハンドル車共に共通だと思います。
ですから、現在、右ハンドル車で右小ミラーが出ていて気になるようでしたら、左の
ミラーのフレームを右に持って来たら、小ミラーが内側に入ると思います。
半面、左のミラーは外に出ると思います。
機会があれば、フレームを取り寄せて試してみたい。
大きいミラーガラスも左右共用です。
 ドアミラーは、大きいミラーのみ電動でコントロール可能、それ以外は手動調整。
ミラーはよく見えていると思いますが、問題も有ります。
キャブ左角の左側にいる車が発見しずらい。
よく見ればアンダーミラーとサイドアンダーミラーに映りますのでわかりますが、すぐには難しい、と思いました。
でも、ドアミラーはカッコイイから許す。
ドアミラーは、右に曲がるような時にミラーの飛び出しが無いので結構楽に行けます。
現在は、バンパーにカメラを取り付けています。

 日野スカニアに乗っていた人から、温かい、リターダが良く効く、雪や氷の上でも不安が無い、などの情報をもらいました。

 確かに、冬は暖かい、外気温5℃の時に2時間くらい走ると暑くてヒーターを止めてしまいます。
オートエアコンなのに。

 リターダは流体式で、かなり強力に効きます。
ボルボのVEBに比べると少し反応が早いかな ?
しかし、プロペラシャフトに装備されているので、ゆっくりスピードでは効きが弱くなります。

雪道はいまだ未経験で、出来れば経験したくない。

 ドアロックのリモコンで、ドアロック、アンロックの他に、各ライトを順次点灯させる機能が有り、点検が楽ちんです。

タイヤは、フロント315/80/22.5 リブタイプ リグルーブ可、リア 295/80/22.5 ミックスタイプ ローテーション指定有り、リグルーブ可で、これまたヨーロッパ車お決まり。かな?
ボルボの場合は、フロントが315/70/22.5で、これをよくある295/80/22.5に変えた場合、車両の傾きが変化し、変速タイミングにわずかな影響が出るが、スカニアは大丈夫そうだ。
ナットは、通常はアルミホイール用なのに、この車は通常のナットを使っており、スタットレスなどスチールホイールに代えてもこのナットでいけそうです。

現時点での個人的評価

大変良い。


パーキングヒーター(燃焼式)について。

この車は日本では定番のべバストでは無く、エバスペッヒャーのAirtronic D2
らしき物がついています。
個人的にはエバスペッヒャーの方が好きで、違いは、燃料ポンプの音が小さい、温度コントロールが繊細である点です。
温度コントロールは、家庭用暖房器具と同じように、常に設定温度を維持しようとします。
べバストは、設定温度より熱くなったら停止し、停止した後は、寒く感じるようになってから再起動します。
私には、嬉しい一つです。
エバスペッヒャーはお勧めです。(Eberspacher Airtronic D2)
(使用しない時でも、月に一度10分くらい運転するようにすると、トラブルが無く長持ちします。)

クルーズコントロールについて。

クルーズコントロールが直近に乗っていたクオンと比べると全く違います。
それは操作関係ではなく、上り坂の頂上を過ぎた時に有ります。
クオンは、上り坂でスピードが少し落ちた時、頂上を過ぎると設定速度までフルパワーで加速します。
スカニアは頂上を過ぎると、まずは加速します、が一気に設定速度までは加速せず、何回かに分けて加速します。
例えば、80キロの設定速度で68キロ位までスピードが落ちたとすると、80キロまで2回くらいに分けて加速します。
初めは驚きました。
でも、症状は再現しますので、そうプログラムされていると思います。
こう言うの、怖くないので結構好きです。

こんな事を書くと馬鹿にされるかも知れませんが、あなたは雨の日にミラーヒータースイッチを入れますか?
私は、ミラーが曇った時以外に、雨の日にもスイッチオンします。
理由は、雨粒が蒸発すると思うのですが、事実上ミラーの視界が確保されます。
良かったらお試しください。

 今装着しているタイヤの BS、R-STEEL、R-DRIVEは日本では販売していないそうです。
タイヤ屋さんに聞いたら、メンテナンスの手間がかからずライフも長いのでタイヤ屋さん泣かせのタイヤと言っていました。
それを聞いたらなにがなんでも手に入れたくなりますね~

やってしまいました‼
何気なくルーフを洗いたくて、キャブを上げました。
グリルがつぶれてしまいました。
この車は、キャブを上げる時にフロントリットを上げなければならないのでした。
大失敗しました。

今日はベットに付いて書いて見ます。
キャブを横から見るとキャブの中は広そうで、さぞかしベットも広そうに見えますが、実際は運転席からフロントガラスまでの距離が国産車より長く、運転席から後ろは見た目程広くはありません。
それでも、ベットの長さは227cm、幅は中央で67cm有ります。
左右のシート後ろ部分はえぐられていて、最小で47cm、ここはマットのベースが収納できる構造になっていて、引き出してファスナーで取り付け取り外しが出来る付属のマットを置け60cm、通常はこの状態、さらに引き出して、ベットの両端にあるマットを入れれば67cmまで広がる構造になっています。
その際に、ドライバーシートは簡単にスライド出来るようにシート脇にレバーがついています。 
クッションは柔らかめで心地良いクッションです。
キャブの側面には断熱材が入っているそうです。
車中泊される方には都合の良い車でしょう。
オプションで、電子レンジ、コーヒーメーカーが有るのもうなずけます。
今思い返して見ると、クオンは非常に寒かった。
燃費に関して。
燃費は、ここまで5か月以上乗って見て、クオンの410馬力とほぼ同じです。
燃費は、使い方によりますので数値は出しませんが評価は 普通 です。
ただ、ボルボ、クオン共に80%くらいマニュアルシフトで高燃費を出してきました。
スカニアは、当初マニュアルで操作し、燃費は悪くも無く、良くも無くはっきり言って普通以下。
2か月くらいたってから、ほぼすべてフルオートで走って見たら、燃費が良くなってきました。
この車は楽でいいですね!!

キャブ内に、24Vシガーライターが1個、12Vシガーライターソケットが1個、そのほかに、24Vの少し小さい電源取り出し用のソケットが2個有ります。
この、小さいプラグがなかなか見つからないのでドイツから取り寄せてしまいました。
2個しか必要ないのに10個来るので、どうしようかな ?ヤフオクかな?(興味のある方はヤフオクで 電源アダプタ プラグ EU車 SCANIA BENZ ソケット シガーライタ で検索してください。)

運転のヒントという機能について。

この車には運転の状況をポイントにして表示してくれる機能が有ります。
それが運転のヒントという機能です。
上り坂、下り坂の走り方、ブレーキの使い方、前方の予測、ギヤの選択の4項目の評価をパーセンテージで表示してくれます。
そしてそれらを総合した評価を表示してくれます。
これは、ファンクションスイッチで表示させる必要が有ります。
ステアリングホイールの右側のスイッチを上に3~4回押します。
約4万キロほど走って、やっとまともに評価が出るようになりました。

ギヤの選択に関しては、ほぼ100%で問題無しです。
前方の予測は、アクセルオフから減速度合いを判断している様で、その後のリターダの使い方も加味されるようです。
ブレーキは、フットブレーキよりリターダを有効に使うこと、それが高得点を得られるようです。

得点の事例を挙げると、

前方に赤信号が有る場合に、アクセルオフで減速しながら青信号を予測してリターダ、ブレーキを使わずに走行して青信号で加速して行く、これは最高得点です。
但し、アクセルオフからある程度時間を置く必要が有ります。
アクセルオフから減速しながら時間を置いて、更にリターダを使用した場合は、やや高得点です。
アクセルオフからすぐにリターダやブレーキを使用した場合も高減点です。
ですから、リターダのスイッチを入れたままにして走行していると、悲惨な得点になります。
(エンジンが冷え切っている時、走行しながらリターダのスイッチを入れてエンジンを温めることが出来る機能が有ります。
この機能を使うと運転のヒントは最悪になります。)

ブレーキは、出来るだけ滑らかにかつ最小限の使用で高得点です。
ブレーキ使用時間が長くても減点です。
急ブレーキは高減点です。
下り坂で、リダーダを使用して速度を調整した場合はやや高得点です。
俗に言うポンピングブレーキは、減点になります。

上り坂下り坂の走り方は、下り坂は坂の手前でアクセルオフで減速しながら侵入し危険が無い程度なら途中スピードが上がっても構わない。
ここでリターダを使用すれば、評価はブレーキの評価に変わる。
リターダを使わずに坂を通過し、平坦になってからアクセルオンで高得点になります。
つまり、惰性で少し走行しなさいと言う事ですかね ?

上り坂では、はっきり言ってわかりません。
基本、減点は見た事がありません。
取説には、上り坂の手前でスピードを上げ不必要なギヤシフトや減速を避けると有るが、頂上手前でアクセルを戻し、平坦になってから加速することが高得点につながることが有ります。

この機能で1つ疑問が有るのですが、まだはっきりしていない部分が有るので、現在英語表示にしてテストしています。
が、最近疑問の表示が現れなくなりました。
それは、 次回 上り坂の手前でアクセルを離す と出るのです。
何なのか解りません。

この車は、アクセルを離している時間を多く取る事が重要なようです。
これが、燃費の改善につながるかといえば、まだ疑問も持っていますが実際はよい燃費を出しています。

この車で手を加えたところ。

まずはフロントナンバープレートベース。
この車は、フロントバンパーの位置が低い位置に有り、その一番下にナンバープレートが付いています。
そのためにナンバープレートはすぐに地面にこすってしまいます。
ここは、ナンバープレートを外し、ベースの上の取り付けリベットを外します。
取り付けベースの下にジャッキを当てて30ミリほど上に持ち上げてリベットで止めます。
更に、ナンバープレート取り付け穴を20ミリほど上に開け直し、ナンバープレートを取り付けます。
これで、ナンバープレートは擦らない様になります。
しかし、バンパーは気を付けないとすぐに擦ってしまいます。
(正確にはバンパーの下のボルトを擦ります)

追記(16/10/02)
私の車より後に納車になった車を見た時、私の車とは違うナンバープレートベースがついていました。
この件に関しては参考にならないようです。
上下のリベットを外せば、上に持ち上げることは出来そうですが、下のリベット穴が残ると思います。

リターダのスイッチ。
リターダのスイッチで両端が固い感じが有ります。
0と1、4と5の間が固いのです。
4と5は支障ないですが、0と1の間は戻したつもりでも、最後の一段が戻っていなかったと言う事がちょいちょい有りました。
そこで、スイッチをばらしてノッチの山をなだらかになるように少し削りました。
これで解決。
なぜこんなことが大事かと言うと、リターダのスイッチを入れたままアクセルを離すと、運転のヒントで大きな減点になるのです。

ワイパースイッチ
左レバーにワイパーのスイッチが有るのですが、回すタイプで比較的滑らかなリング状の形状をしています。
この形状が滑りやすく、さらに何段もポジションが有るので、エポキシ粘土で高さ5ミリほどの滑り止めを付けました。

パーキングヒーターのダクト
パーキングヒーターのダクトは、ドライバーシートの後ろ右下に吹き出し口が有ります。
そして吸気口は左シートの後ろに有ります。
この吹き出し口の位置は、運転席にとっては良い位置に有るので運転中は良いのですが、なにぶんにもパーキングヒーターなので、広い室内の右側だけに吹き出すと、左側が少し寒いのです。
そこで、ヒーターからの温風を出口からすぐの所で二つに分けて、一つは既存の右側のダクトに、もう一つを吸気口だったところにつなぎ、吸気口を吹き出し口に変更します。
この吹き出し口は、シートに当たらない様に室内中央に向けて厚紙でガイドを付けました。
吸気は、ベッド下左の収納スペースにダクトを伸ばしています。
 
オプティクルーズの操作リング。
オプティクルーズの操作リングが指が届きにくいので、リングを作って見ました。
やってから、やりすぎたと反省しています。
もし、操作しずらいと思うなら、レバーの先端に伸ばすエクステンション的な感じで変更すればよいと思います。




EU車のABSについて

私は、日本フルハーフ製の台車が5台、トレクス製の台車が3台、その他が1台の台車を引きます。
この中で、スカニアで引くとABSの警告が出るものが有ります。
それは、フルハーフが5台、トレクスが1台です。
警告は色々で、
連結した時に警告が出るが、走ると消える。
初めはいいけど、途中でメインスイッチを切ってしまうと、次から警告がでる、
初めから警告が出て消えない、荷物を下ろしたら警告が出てるなどです。
これは、クオンでは1台だけ警告が出るだけでした。
他の人に聞いてもABSの警告が出るのは1台だけと言います。
ベンツ、ボルボでも同じく警告が出ました。
台車が新車の時には出ないのですが、2~3年すると出て来ます。
どうも、EU車と国産台車(特にフルハーフ)にはABSのマッチングに問題があるかも知れません。

失敗作です。
リアのオーバーヘッド部分の収納です。
骨になるアルミ角パイプの、ロウ付けと取り回しが悪く強度不足で、軽い物しか乗せられません。
一度、ロウ付けをやり直したり、扉が当初は上開きの予定が、モノを出し入れする際に扉が上開に開くと、額に扉が当たるので下に開くように変更したために、ビスの穴があちこちに開いています。

扉は、ただ下に開くのでは無く、開きながら後ろに移動するようにして邪魔にならない様にしました。
扉のロックは、4カ所のラッチで止めます。
押してロック、もう一度押してロック解除です。







またまた、運転のヒント。

先日、常磐自動車道の仙台から日立南まで走る機会が有りました。
普段、高速道路はクルーズコントロールオンリーですが、その時は前に1台トレーラーがいて、追いつきはするが抜くほどでもない、仕方なくクルーズコントロールなしで追従して来ました。
常磐道は、アップダウンが有り、それなりに下り坂手前でアクセルオフ、下りを終わってからアクセルオンなどとやっていたら、いつの間にか、アップヒル、ダウンヒルのポイントが90%あったのが70%に減っていました。
途中、ダウンヒルポイント1、3、模範運転です、など出ていました。
理解不能の、次回上り坂の手前でアクセルを離す、も一回出ました。
これほどの変化が有ると思わなかったので、あまり気にして運転していなかったのを悔やんでいます。
貴重な機会を逃がしてしまったわけです。
覚えている限りでは、ダウンヒル中にリターダを最大に使用して、なおかつ補助でフットブレーキを使用した場合は大きな減点になるようです。

2016 SCANIA がEUでリリースされたようです。
You Tubeに出ていました。
少し角ばった感じで、フロントバンパー辺りはサイドが直線を基調にした感じでした。
これに乗ることは無いと思いますが、日本車に媚びないでスカニアのままで日本に導入してほしいと願います。

この車は、軸重を表示する機能が有ります。
通常、駆動輪の軸重を表示します。
台車をつないでいても同じでした。
先日、他社の台車を引く機会が有り、その時はヘッドの軸重と台車の軸重と総重量も表示しました。
加えて、空車になってリフトアクスルが上昇した時にメーターパネル内のインジケーターも点灯しました。
ある意味、便利な機能かも知れないです。
この機能についてはEBSが関係している様です。
EBS については、全く知識がないので機会があれば調べてみます。

ここまで、70000㎞走りました。
この車のフロントタイヤは、ショルダー部分の減りが遅く、トレッドが均一に減ります。
ボルボはショルダー部分の減りが早く、タイヤの中央部分の山を
を残してタイヤを交換することになると思います。
フロントタイヤとリアタイヤのサイズが違うので、それぞれの位置で使い切ることができるのは経済的に最高と言えると思います。
この点は、とてもいいと思います。
第五輪荷重は、9.6tなのでこの位置がちょうどいいのかも。

これは、あくまで自分自身の世界の話ですが、とあるジャンクションで、分岐通路を空車時、80k/mで侵入できる所があり、車を乗り換えた時に一度は試して見る事にしています。
先日、その機会があり試してみました。
過去のテストでは、H15登録のベンツは脱出速度78k/m、H23登録のボルボはふらつき感があり脱出速度70k/mまで落ちてしまいました。
スカニアはと言うと、侵入から全く不安感が無く、このまま80k/mで通過してしまうんじゃないかと思うくらい安定感がありましたが、念のために少しアクセルを戻したので、脱出速度は78k/mでした。
スタビライザーが固いのかなと思い、リアサスのスタビライザーを見てみたら、スタビライザーが有りません。
リアサスの構成部品で、スタビリティーを出しているみたいで、びっくりしました。
見た目と、乗り出しの時の穏やかな印象とは裏腹に、かなり安定性の高い車の様です。
恐れ入りました。

ジャンパーケーブルについて。

台車につなぐ電気のジャンパーケーブルで、アース部分が焼けて接触不良になる症状がありました。
この症状は、スカニアだけではなく、日野に乗っているドライバーもこの症状を訴えています。

スカニアの方にそのことを話してみました。
スカニアの方曰く、ほかにもその症状が出ている方がいるとの事。
しかし、カプラのサドルから車体にアースを取っていれば出ないはず、との事でした。
私は、サドルから6m/m径ほどの線でカプラベースまでアースを取っていましたが、もう一度調べてみました。
テスターを使って導通を見てみました。
カプラのサドルからベースまでは少し抵抗はあるものの、導通はありました。
アース線の取り付け部分も調べてみましたが、やはり導通はあります。
ふと、ジャンパーケーブルのアースとカプラのサドルの間で導通を見てみたら導通がありません。
よく調べてみたら、カプラベースとフレームとの間に導通がありません。
とにかく、ジャンパーケーブルのアースと導通のあるところを探してみました。
カプラの下にあるメンバーから直接出ているボルトには導通が有るので、そこにアース線を付け替えたところ、ジャンパーケーブルのアースとカプラのサドル間の抵抗が1Ω以下まで下がりました。
そのことから察すると、防錆塗料の影響からか、カプラベースとフレーム間が導通が十分取れていない様で、カプラから1.1m位の所に有る、バッテリのアースまでカプラからアースを取れば問題が出なかったのでしょう。
とにかく、防錆処理の為か、なかなか導通のあるところが見つからず苦労しました。
日野とスカニアで共通する点は、スプリングワッシャを使わずに、フランジナットを使ってカプラベースをフレームに固定している点ですかね?
今後、状況を見ていきます。

タイヤ空気圧
現在、9万キロの手前ですが燃費が伸びない。
当初から、重い荷物を引いたときに、燃費が落ち込む傾向にあった。
加えて、台車がスタッドレスに履き替えたせいもある。
しかし、燃費の伸びがない。
そこで、タイヤの空気圧を点検することにした。
乗り初めに、点検したときは8bar有ったように記憶しています。
現在、7.8。
サービスブックで空気圧を調べると、アクスルの荷重で決めるとあります。
とりあえず、最大荷重で調べると8.5barとなっているのでそれに合わせて様子を見ます。
感覚的には、転がりがいい感じになり、期待出来そうです。
サービスブックに、10℃で0.2bar圧力が違うとあります。
そのせいなのか、それとも自然に抜けたのか?

エアホースのハンドル

エアホースのハンドルを自作しました。
自作と言っても、市販の配管用の部品の異径ソケットと異径ニップルを組み合わせて、ねじを切っただけです。
大きい六角のものがソケットで、PT1/2とPT3/8のメネジで、その左にニップルPT3/8とPT1/2を取り付けてあります。
ソケットとニップルのPT1/2同士をシールテープを巻いて結合して、両端がPT3/8のオスとメスになるようにします。
ホース、カップリングヘッドともに16m/mX1.5のストレートネジなので、3/8というテーパネジにタップとダイスを使って16m/mx1.5のストレートネジを切りました。
(そんなんでいいのかと思われると思いますが、目視でネジ山を確認しても、異常のあるねじ山は1か所だけで、ほぼ問題ありません)
長いものは海外のサイトで売っていましたが、私は長いものは好まないので約50m/mのサイズで作りました。
また、ブッシングという部品の3/8のテーパメネジにストレートネジを切る方法で、国産用の1/2のテーパネジのカップリングヘッドを取り付けることも可能です。

こんな事が有りました。
引いているのは冷凍車で単純な箱形です。
左バックで登坂のホーム付け、幅に余裕は余りない場面で、バックしたら動かなくなりました。
箱からのねじりをヘッドが受けて、左のタイヤが浮いてしまい動かなくなった様です。
すぐにデフロックをかけてその場を凌ぎましたが、こんな時にASRは作動しないんですかね?
その後も、同じ場所で同じ症状が出たので、試しにアクセルを踏み込んだところ、ガクガクと車が揺れて動きはするが気分的に不快なので、やり直ししました。
ASRは、どうなったんですかね?ちょっと不思議です。

この車に乗り始めてから、もうすぐ一年になります。
タイヤもスタットレスにしました。
しかし、295/80R22.5のタイヤにしたら、フロントが下がってしまい、フロントバンパーを擦りやすくなりました。
やはり、標準の315/80を履いたほうが良いようです。
315/80は、値段が高いので大変ですが、車のために今、315/80のスタッドレスを物色しています。

燃焼式ヒーターはベッドの下にあります、これが稼働中はベッドを下から温めてくれて、車中泊がとても快適です。
仮眠中は、ヒーターの目盛りを4くらいに設定して仮眠を取ります。
そうすると、喉を傷めることもなく、ベッドが暖かいので快適でつい寝過ごしてしまいます。
何気なく薄着で外に出て、外の寒さにびっくりする事はよく有ります。
断熱も良く出来ていて、キャブの後ろ側の壁に背中を向けて寝ていても、外気温が0℃位なら寒さを感じません。
クオンに比べると、この車での車中泊は天国です。

パーキングヒーター
同じ会社のクオンさんのパーキングヒーターが、白煙を吐いてなかなか燃焼しないと言っていました。
このヒーターは、スカニアと同じく、エバスペッヒャーAirtronic D2で23年に購入したものです。
おそらくは、グローブラグの寿命が来たのだと思います。
グローブラグを取り寄せて交換してみます。
使い方にもよりますが、5年持てば普通かなと思います。
べバストは、早い人は2年でオーバーホールする人もいるらしいが、大体は
5年以内にオーバーホールしているみたいです。

グローブラグが届き、確認してみると、グローブラグを交換するときに、グローブラグスクリーンを清掃するか交換してください、の注意書きが入っていました。
そんなものを使っていたんですね!!
せっかくイギリスから取り寄せたのに、また、取り寄せないといけないのかな?
グローブラグだけの交換で、済んでくれないかな?

その後。

グローブラグを交換しても、変化なし。
グローブラグスクリーンとバーナーを交換する必要がある様です。
大分前になりますが、べバストのヒーターを修理した時も、グローブラグとバーナーをセットで交換したのを思い出しました。
この時も、グローブラグを交換しても治らずに、バーナーを交換したのを思い出しました。
また、同じ事をしてしまった。
部品の調達をしている Butler Technik さん、御世話になります。




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